さて、本格的に簿記の勉強を始める前に日商簿記3級の学習範囲を確認しておきましょう。
どんな勉強でも概要を把握してからの方が効率が良いですので。
そりゃそうだね。
日商簿記3級は簿記の基礎の基礎と言えます。
ということは一番基本的なところしか勉強しなくていいということです。
なるほど。確かに。
で、簿記というのは会社の取引を記録する技術なのですから会社の取引、つまり
会社の活動で一番基本的なところを勉強するのが簿記3級
というわけです。
ほうほう、会社の活動の一番基本的なとこね。
分かりますよね?
そりゃー、君ー、あれだよー。えー・・・あれー。
・・・・・・
・・・
あれ?
・・・商品を仕入れて販売する、でしょ?
おおッ。それそれ。
・・・
会社の本業は「商品を仕入れてきて売る」ことです。
仕入れたものにいくらか値段をプラスして他の人に売る。
これは商売の基本です。
簿記3級の学習範囲の大半は、この商品売買に関するものです。
へ~、仕入れて売るだけかぁ。
なんか簡単そうだね。
そうだね。割と簡単だと思うよ。
馴染みのない単語にちょっと戸惑うかもしれないけど、
それさえ我慢できれば結構すんなり理解できるんじゃないかな。
日商簿記3級の範囲は商品売買の他には株式とか建物・車とかもあるね。
建物とかも会社が活動するためには必須のものですね。基本でしょう。
株式はちょっと本業とははずれるんだけど、本業以外の中では重要な要素だね。
あとはちょこちょことまとめ的な作業があるだけで、特別難しいことはありません。
全部考え方に論理性があるから。理屈が分かれば簡単簡単。
というわけで、結論として簿記3級の学習範囲は
会社の基本的な活動に限定されているという前提のもとに
①売買取引に関するもの(50%以上) ②建物・車など(5%) ③株式とか(5%) ④帳簿の書き方(10%) ⑤その他(25%)~
といった感じです。割合はあくまで私の感想ですが。
分量も少なく、本気でやったら2週間で合格できるくらいです。
実際に、「10日で合格する」というキャッチフレーズの参考書が売られているくらいですから。
気負わずに、ゆる~くまったり始めてください。
うい~。
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