会計の知識upの書籍

会計の知識upの書籍†

会計の話を分かりやすく説明するために物語調に仕立てた書籍が出版されています。
物語なのでサクサク読み進めることができて、会計の知識の補強になります。
簿記の勉強をしているだけよりも、多角的に知識を得ることは深い理解に繋がります。

主人公（職業コンサルタント）が突如死んでしまう、
という会計本では想像できないような始まり方がなんとも印象的。

5人の経営者やサラリーマンに会計のアドバイスをして助けてあげると
生き返ることができる、というストーリー。
非常に読みやすいので会計の知識の少ない方でもサクサク進めると思います。

ただ、どうしても専門用語は避けられません。
分からない単語が出てきたら自分で意味を調べる、くらいの努力は必要です。
全体を通して出来は良いと思います。

財務諸表を分析する本は何冊か読んだのですが、その中でこの本がピカイチです。
こういう系統の本ではごちゃごちゃ回りくどく説明していることが多いのですが、
この本は読者の読み易さを追求している感じです。

貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書の読み方、つながりが分かります。
指標の水準や、比較すべき数字などチェックするべきポイントを的確に示してくれているので
企業評価に役立つこと間違いなしです。

株式投資に興味がある方は一読の価値アリです。
若干の簿記の知識があると一層理解が進むと思います。

★簿記の教材①　「とある会社の経理さんが教える楽しくわかる! 簿記入門」
		トコトン分かりやすく、漫画で読み進め易い簿記入門書。恐縮ですが私の著書です。一般的な入門書やテキストがあまり触れていない簿記の根本的な考え方に言及しています。「なんでこんな仕訳をするの？」というところをしつこいくらい説明しています。簿記検定の副読書としてもご活用ください。対象は初学者、簿記３級合格者ですが、２級・１級合格者にも役立つ情報を掲載しています。よろしければ本の中身サンプルをご覧ください。読者様からいただいた感想もご参考ください（サイト全体に対するコメントも含まれています）。

★簿記の教材②　「とある会社の経理さんが教える楽しくわかる! 原価計算入門」
		さらに恐縮ですが、私の著書です。私の本業、原価計算の入門書です。こちらは日商簿記検定２級の副読書としてご活用ください。よろしければ本の中身のサンプルをご覧ください。日商簿記２級で登場する工業簿記に相当する範囲を収めています。個別原価計算、総合原価計算、標準原価計算、直接原価計算を扱っています。おサルが趣味のお菓子作りを通して「ものを作るために要する費用」の計算方法を学んでいくストーリーです。原価というのは材料費だけではありません。原価計算は商売をする人にとって必修科目だと思います。