私は一度日商簿記1級に失敗しています。
確か4割程度しか得点できませんでした。
失敗を分析して、それを活かしてなんとか2度目の挑戦で合格しました。
反面教師として役立つと思います。参考にしてみてください。(-ω-)
簿記1級のテキスト・問題集というのは2級、3級に比べ、値段が高い!
(一冊2,000円以上。そんなのがテキスト6冊+問題集6冊とかだから全部で2万円以上は固い)
だったらと思い、専門学校(確かLEC)の教材一式を
オークションで2,3年前のものを手に入れることにしました。
1万円ちょっとで落札。
送られてきた教材はテキスト6冊、問題集6冊、授業のレジュメ、小テスト集、小冊子など
平積みにして高さ40cm、軽く凶器になり得る紙の束でした。おお恐ろしい。
簿記(会計)の規則を定めた会計基準というものは時代の変化に伴って日々改正されていきます。
最近では、2007年4月1日以降取得の固定資産に対する減価償却の計算方法の変更が大きな改正でした。
また、時代によって重要視されるものも変化していきます
(例えばキャッシュフロー計算書は割と最近注目され始めた財務諸表です)。
ということは、簿記の試験問題も時代の変化とともにその出題範囲が変わってしまうのです。
つまり最新の学習範囲に沿った教材でないと、的を大きく外してしまう可能性があります。
オークションで入手した教材にはキャッシュフロー計算書に関しては巻末に申し訳程度に記載されていただけでしたが、
私が初めて受けた11月の日商簿記1級本試験の会計学でキャッシュフロー計算書が堂々と大問の一つとして出題されていました。
さらに、理論問題は選択式と書いていたのに、本試験では記述式でした。
ことごとく裏切られた気分でした。
教材は最新のものにしましょう。
全く計画を立てなかったわけではありませんが、
試験日から逆算していつ何をしなければならないか、
といった1日1日の計画を立てていませんでした。
なんとなく消化できているかな? という感じで勉強をしていました。
しっかり合格に向けての実力をつけていたのかどうか怪しさ爆発です。
集中して勉強する、という意識が決定的に欠けていました。
その証拠に「ながら勉強」は当たり前でした。
テレビを見ながらなんとなく勉強。
集中できるわけがありません。
個人的な感覚ですが、テレビを見ながらの勉強は、
勉強だけしている場合の3割程度の効果しかないと思います。
効果がないくせに、形だけは勉強したような気持ちになっているのが厄介です。
勉強するなら勉強だけする。テレビを見るならテレビを見ることに集中する。
メリハリが大事です。
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トコトン分かりやすく、漫画で読み進め易い簿記入門書。 恐縮ですが私の著書です。 一般的な入門書やテキストがあまり触れていない簿記の根本的な考え方に言及しています。 「なんでこんな仕訳をするの?」というところをしつこいくらい説明しています。 簿記検定の副読書としてもご活用ください。 対象は初学者、簿記3級合格者ですが、2級・1級合格者にも役立つ情報を掲載しています。 よろしければ本の中身サンプルをご覧ください。 読者様からいただいた感想もご参考ください(サイト全体に対するコメントも含まれています)。 |
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