簿記専門学校の受講スタイルは?

専門学校ではいくつかの受講スタイルを選択できます。
通学(教室授業 or ビデオ)か通信(Web or DVD)などが一般的です。

私は簿記1級のため通学(ビデオ)を選択しました。
通学(ビデオ)を受講してみて感じた長所(メリット)と短所(デメリット)を紹介します。

 
 

簿記専門学校 通学+ビデオの長所① 自分の都合の良い日、時間帯を選択できる

私は会社勤めなので、自由に授業時間を設定できるところに魅力を感じました。
教室授業だと曜日と時間帯を制限されてしまうので、サラリーマンにはちょっと不便です。
教室授業は比較的時間に余裕のある学生には適しているかもしれません。

通学+ビデオは予約制なので他の人とブッキングする時もありましたが、
9割方は好きな時間に勉強できました。

 

簿記専門学校 通学+ビデオの長所② 周りのやる気でモチベーションUP!

専門学校で学ぶ人はみんなやる気があります。
お金を払ってでも学びたい人たちが集まっているのですから当然です。
そんな人たちを見ていると自然と自分のモチベーションもUPします。

自宅での通信学習では感じられない雰囲気を味わえるので、
自宅と専門学校との距離が極端に離れていない限りは通学することをお勧めします。

 

簿記専門学校 通学+ビデオの長所③ 早送り+一時停止ができる

これは実際に受講し始めて気付いた利点だったのですが、
自分で授業の進行度合いを決めることができるのはビデオ最大のメリットです。

私が通ったTACでは授業の前に、前回の授業の復習として小テストを行います。
この小テストの時間は15分間なのですが、簡単な場合は5分くらいで解けてしまうこともあります。
講師の方が教壇に立つ実際の授業では、残りの時間を寝て過ごすくらいにしか使えませんが、
ビデオであれば早送りをすることができます。余計な時間を使わなくて済みます。

また、いくら頑張ろうと思っていても睡魔に負けてしまうことがあります。
1回の授業には2,000円以上かかっています。
そんな授業で寝てしまってはあまりにもったいない。
実際の授業で授業を止めてもらうことは不可能ですが、ビデオなら一時停止すれば事足ります。
5~10分くらい寝れば大抵すっきりするものです。
自分のやりたいようにできる授業。最高です。

 

簿記専門学校 通学+ビデオの短所① 講師に直接質問しにくい

実際の授業ならば、目の前に先生がいるので、分からない点があればすぐに質問できます。
直接指導してもらうのは驚くほど理解しやすいものです。

ビデオでももちろん質問はできます。
質問表を提出すれば後日答を返してもらえますし、
ビデオの先生にでなくても他の先生に聞くこともできます。
ただこれも少しばかり時間の都合を合わせないといけません。

まぁ、それほど大きなデメリットではありません。

 

簿記専門学校 通学+ビデオの短所① 試験仲間を作りにくい

ビデオは一人で受ける授業です。

実際の授業なら周りに同じ志をもつ仲間(ライバル)がいますが、ビデオは孤独です。
試験仲間は心強いものです。お互いに質問しあったり情報交換できると相乗効果が期待できます。
励ましあってモチベーションの維持にもつながるでしょう。
残念ながら私は試験仲間は作れませんでした。
というか、友達作るの下手だから周りに人がいても
ちゃんと話しかけられたかどうか怪しい話ですが・・・(´・ω・;)

これもそれほど大きな短所ではありません。



簿記の教材① 「とある会社の経理さんが教える 楽しくわかる! 簿記入門


トコトン分かりやすく、漫画で読み進め易い簿記入門書
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一般的な入門書やテキストがあまり触れていない簿記の根本的な考え方に言及しています。
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簿記の教材② 「とある会社の経理さんが教える 楽しくわかる! 原価計算入門


さらに恐縮ですが、私の著書です。私の本業、原価計算の入門書です。こちらは
日商簿記検定2級の副読書としてご活用ください。

よろしければ本の中身のサンプルをご覧ください。
日商簿記2級で登場する工業簿記に相当する範囲を収めています。
個別原価計算、総合原価計算、標準原価計算、直接原価計算を扱っています。

おサルが趣味のお菓子作りを通して
「ものを作るために要する費用」の計算方法を学んでいくストーリーです。

原価というのは材料費だけではありません。
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Last-modified: 2019-12-19 (木) 17:58:53