短くても6ヶ月はかかるでしょう。(理論的には4ヶ月でいけそうな気もしますが(^^;))
すると・・・
勉強期間が長くなる+試験の難易度が高い⇒だんだん気が滅入ってくる
こんな心理状態に陥ってきます。
これは勉強する気持ちを失ってしまうため非常に危険な状態です。
実際、私は本試験の4週間前に試験を諦めました。
しかし、完全に折れていた心をどうにか修復して、結果的に日商簿記1級に合格できました。
精神的ダメージで合格の可能性を不意にするのはもったいないです。
長期にわたる簿記の勉強をいかに乗り切るか、精神面でのアドバイスです。
「絶対に、絶対に、絶対にあきらめない」
この言葉に救われました。
これは、壁に貼っていた私自身が書いた標語だったのですが、
私は専門学校のTACへ通っていました。
TACでは通常授業の期間が終了すると、答練(とうれん)という本試験を模したテストが12回行われます。
試験用紙の紙の色や質まで似せているから、なかなかニクい演出です。
私の場合、4月で授業が終了したので5月に答練を受けました。
既に過去問を1周して問題集も復習程度にこなしていたので、それなりに自信が付いている頃です。
ですが・・・
自信粉砕
木っ端微塵。
大して高くなっていなかった鼻を、根こそぎバッキバキにされました。
ことごとく問題が解けない。せいぜい4割くらい。
いままでの8ヶ月間の勉強はナンだったの(゚Д゚)?
思わず自問してしまうくらいに呆然としてしまいました。
本試験まであと1ヶ月くらい・・・
もう無理だお・・・こんなの・・・
次の試験日は11月か・・・
なんて現実逃避をしている時にふと壁の標語が目に入りました。
絶対に、絶対に、絶対にあきらめない
「ああ、そうか諦めないんだったな」
それからは勉強しているのに問題が解けない原因の分析に始まり、
勉強時間だけは上位100位に入るように心血を注ぎました。
恐らく私の実力は最後の2~3週間で指数関数的な上昇を見せたと思います。
本試験2週間前のTACの全国模試でA判定を取ってからも、ひたすら勉強しました。
最後の最後で発奮できたのは、たった一つの標語のおかげです。
他の人から見れば、勝手に落ち込んで、知らない間に元気になっただけですが、気持ちは非常に重要です。
本気で勉強を投げ出そうと思っていましたから(^^;)
目標などをいつも目に入る場所に掲げておく、というのはよく挙げられる成功の秘訣の1つですが、
心の奥底に浸透させる、という役割は果たしていると思います。
先達の助言もなかなか馬鹿にできません。
というわけで、なにか標語を書いて壁に貼っておくことをお勧めします。
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