原則として10万円以上(税抜)で1年以上使用するものは資産として計上して、
数年間で費用化するように決められています。
(10万円以上20万円未満であれば資産に計上せず、全額その期の費用として処理する場合もあります。税法に合わせた方法です)
建物とか機械とかだね。
そうそう。減価償却資産と呼ばれるものですね。
どんな資産を保有していているかを把握し、
そこから毎月どれだけの減価償却費が生じるかを計算するために一覧を管理しています。
そりゃまぁ会社が保有している資産は全て把握しておかないとね。
新しい固定資産を購入すれば台帳に追加して、
除却すれば除却した旨記録していきます。
固定資産台帳というものを作成して管理しています。
ふむふむ。
固定資産の管理は、税金面からも必要なことです。
会社が保有する資産に対して税金が課されます。
土地と建物については地方自治体がその価値を評価して、それに対する税額を通知してきます。
ですがこれら以外の有形固定資産に対しては会社側が自分で計算して申告します。
固定資産税(償却資産税)の計算の基となる資産の評価額は
財務会計での帳簿価額とは別物(計算方法が異なる場合があります)です。
この評価額を計算するためにも資産のデータを管理する必要があるのです。
ちなみに資産の評価額に税率(1.4%)を乗じた金額が税額です。
機械なんて数億円するものもあるので、この税率、結構バカになりません。
なんか、計算とか大変そうだね。
なので多くの会社では固定資産管理ソフトを使っていると思います。
製造業なんて固定資産の件数が多いでしょうから特にね。
そうすれば毎月の償却費の計算や台帳作成、税金計算等をソフトに任せることができるので、
かなり作業が楽になります。
ソフトは自社開発もできるでしょうし、
外部が開発したソフトも販売されているので会社の望む処理が可能な性能のものを選択するとよいでしょう。
(機能やスタンドアロンかネットワーク対応などの違いで価格が大きく変わるようです)
固定資産管理ソフトを無形固定資産に計上しなければいけないくらいのお値段ではないでしょうか。
①仕訳伝票を書く
②原価を計算する
③固定資産を管理する
④予算編成・管理をする
⑤資金繰りをする ⑥税金を計算する |
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