直前期における計画の立て方です。
基本は本試験日からの逆算で考えます。
次にその日数に1日に当てられる勉強時間を乗じます。
算出された時間数が今後勉強できる最大値です。
この値をどの勉強に配分していくかがポイントになります。
実際に解いてみて、平均して何分くらいなのかを計測してみてもいいでしょう。
総合問題と小問題では所要時間が大きく異なりますので、
その辺りは問題の種類に応じて計測してください。
次に自分が今後消化しなければならない問題の数を数えてください。
過去問題を10回分しなければならなかったり、問題集をもう一周しなければならなかったり、
個人によって差はあるので、自分でちゃんと数えてください。
そして、これらの数字を乗じると
消化しなければならない問題の数×1問の所要時間=必須勉強時間
ということになります。
①で求めた残存時間>>必須勉強時間ならまだまだ余裕があります。
もっと合格率を高めることができるでしょう。
逆に、残存時間<必須勉強時間だと、厳しいです。
残念ながら、今までのスケジュールの立て方が甘かったと言わざるを得ません。
今後の消化しなければならない問題に必要な時間を
1日単位、1時間単位で予定を埋めていきましょう。
過去問1問を解くのに45分+答え合わせ・復習に15分と考えて、
約60分かかるものだとします。
すると、60分/問×10問=600分=10時間、必要になることが分かります。
平日2時間、休日5時間の勉強をする前提の下、
今日が月曜日だったら、月(2時間=2問)、火(2時間=2問)、水(2時間=2問)
木(2時間=2問)、金(2時間=2問)で、今日を含めて5日間で消化することができるはずです。
さらに続く土曜日、日曜日、・・・、と他のタスクをどんどん予定に入れていきます。
スケジュールを立てても十中八九スケジュール通りには進みません。
予定を立てる時に採用した問題を解くのにかかる時間はあくまで推定です。
ですから予定が狂うのは当たり前です。
加えて、やる気がでなかったり、体調不良に陥ったり、色々あるものです。
計画通りに進まなくなったら、その都度修正を行います。
修正の仕方は上述した①、②、③の繰り返しです。
&sns();
簿記検定本試験用の勉強法<<前へ 簿記初心者入門講座TOP 次へ>>計画倒れにならないために
★簿記の教材① 「とある会社の経理さんが教える 楽しくわかる! 簿記入門」 | ||
|
トコトン分かりやすく、漫画で読み進め易い簿記入門書。 恐縮ですが私の著書です。 一般的な入門書やテキストがあまり触れていない簿記の根本的な考え方に言及しています。 「なんでこんな仕訳をするの?」というところをしつこいくらい説明しています。 簿記検定の副読書としてもご活用ください。 対象は初学者、簿記3級合格者ですが、2級・1級合格者にも役立つ情報を掲載しています。 よろしければ本の中身サンプルをご覧ください。 読者様からいただいた感想もご参考ください(サイト全体に対するコメントも含まれています)。 |
★簿記の教材② 「とある会社の経理さんが教える 楽しくわかる! 原価計算入門」 | ||
|
さらに恐縮ですが、私の著書です。私の本業、原価計算の入門書です。こちらは 日商簿記検定2級の副読書としてご活用ください。 よろしければ本の中身のサンプルをご覧ください。 日商簿記2級で登場する工業簿記に相当する範囲を収めています。 個別原価計算、総合原価計算、標準原価計算、直接原価計算を扱っています。 おサルが趣味のお菓子作りを通して 「ものを作るために要する費用」の計算方法を学んでいくストーリーです。 原価というのは材料費だけではありません。 原価計算は商売をする人にとって必修科目だと思います。 |
| ||||||||||||
はじめに
仕仕紹介
|
漫画・絵
動画
読書・書評
|
学習
趣味・ビジネススキル
|
お金を増やす
その他
|