製造業では作った製品や仕掛品(しかかりひん:加工途中のもの)の金額を評価をしなければいけません。
売価を決定するためにも財務諸表に記すためにも必要なことです。
外部から購入したものはその購入価格が明らかなので、
売価設定ははそれ以上で販売すればよいですし、
会社が保有している資産価値を報告する際にも購入価格で示せば良いのです。
でも自社で作ったものは自分でその価値を計算しないといけないんだね。
その通り。
だから製品原価を計算します。
これも経理さんのお仕事です。
ふーん、で、具体的に何してるの?
その製品を作るために要した費用が金額に換算して何円なのか
これを合理的に算定するために、製造にかかわる様々な情報を収集する必要があります。
原価計算の種類にも依りますが、
製品ごとに要した工員の作業時間や材料の消費量を測定して、
可能な限り適切に原価の割り振りができるようデータを活用します。
工場でデータを入力してもらって、それを活用してるってことかな。
そうそう。
一旦、原価計算システムを構築してしまえば、その後は毎月同様の処理をすればいいのですが、
定期的に見直しをしていくべきでしょうね。
原価計算の考え方は日商簿記検定2級、1級の工業簿記で学ぶものを基礎とすれば理解できると思います。
①仕訳伝票を書く
②原価を計算する
③固定資産を管理する
④予算編成・管理をする
⑤資金繰りをする ⑥税金を計算する |
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