商品を仕入れたり、販売したりすれば会社のお金が変動します。
事務用品を買ったり、社員が出張に行っても、お金が変動するね。
そうそう。
そういったお金の動きは仕訳(しわけ)という形で記録されます。
この仕訳を書くのが経理さんの基本的な仕事の一つです。
仕訳というのは何が何円増減したか(どういう理由でお金が変動したか)を表す独特な表記方法のことだね。
仕訳伝票をきるのが経理さんのお仕事なのね。 ふむふむ。
といっても仕訳伝票をきるのは必ずしも経理の人だけではありません。
例えば旅費の請求をするときは、立て替えた本人が伝票を書く場合もあるでしょう。
他にもそれぞれの部署が作成を担当している仕訳伝票もあるはずです。
なのでどこの部署の方でも仕訳をきる機会があると言えます。
最終的に経理の人がすべての伝票をチェックします。
交通費や事務用品を請求する際、こんな感じの出金伝票を書くのが一般的です。
出金伝票には科目と金額をひとつしか書きません。
もう少し厳密に言うと、
仕訳は借方(左)と貸方(右)に科目と金額を書かなければいけませんが、
出金伝票は貸方(右)の科目を「現金」に限定しているので(現金のマイナスに限定)、
借方の科目と金額だけ書けば良い仕組になっています。
(出金伝票で複数行かけるものもありますが、書くのはあくまで借方の科目と金額だけです)
これなら仕訳を知らない人でも伝票を書くことができますよね。
上の出金伝票を仕訳伝票で表すと次のようになります。
こういった伝票が経理部に集まってくるので
科目や金額などに誤りがないかをチェックして、会計システムに入力していきます。
一か月分の仕訳伝票を会計システムに入力すれば、自動的に元帳(各科目の収支を表したもの)が完成し、
財務諸表も出来上がっています。
四半期(1/4年)ごとに特殊な仕訳をきったりするんだよね?
良く知ってるね!
四半期ごと、つまり3月決算の会社であれば6月、9月、12月、3月に
外部報告用の財務諸表を作成するので、
いわゆる決算整理仕訳を行います。
例えば長期借入金のうち1年内に返済予定の借入金は流動負債に振り替えたり
貸倒引当金の設定をしたり、売買目的有価証券の時価評価をしたりします。
・・・・この処理のために、四半期ごとに帰る時間が遅くなってしまいます。
①仕訳伝票を書く
②原価を計算する
③固定資産を管理する
④予算編成・管理をする
⑤資金繰りをする ⑥税金を計算する |
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